第7章 故障かな? と思ったら

この章では、よむべえに関連する症状の原因と対策を挙げています。 よむべえに故障が発生したと思われる場合は、まず以下の項目をご確認ください。 それでも問題が解決しない場合は、株式会社アメディアまでご連絡ください。

 よむべえの電源が入らない

よむべえの背面には、放熱のための小さな排気口がついています。 よむべえの電源が入っている場合は、この排気口の中にあるファンが回転し、 排気口から微弱な空気が流れているのがわかります。 ファンの回転音がしないか、あるいは排気がされない場合は、 以下の原因が考えられます。

原因: 電源コードが正しく接続されていない。
対策: 電源コードの終端をよむべえ本体にしっかりと押しこみ、 コードがコンセントにささっていることを確認します。

 よむべえから音が出ない

よむべえの排気口からファンの回転音はしているが、 よむべえ本体から音が出ない場合には、 以下の原因が考えられます。

原因: スピーカーの音量が小さくなっている。
対策: よむべえ本体前面にある音量調節ツマミを回して、 音量を調整します。
原因: よむべえ本体前面のイヤホン端子にイヤホンがささっている。
対策: よむべえに接続されているイヤホンを抜きます。

 よむべえがしゃべらない

よむべえは起動時に短い音楽を鳴らします。 よむべえの音楽が鳴ったにもかかわらず、 音声が出ない場合には、以下の原因が考えられます。

原因: よむべえのCD・USBモードのガイド音量設定が「小」になっている。
対策: よむべえでCD・USBモードに変更し、 設定変更メニューで「ガイド音量」の項目を確認します。

 画面が映らない

よむべえに画面を接続しても画面がまったく映らなかったり、 読み上げ内容が正しく表示されない場合には、以下のことを確認してください。

原因: 画面が正しく接続されていない。
対策: 画面とよむべえが正しくケーブルで接続されているかどうかを確認します。 テレビ接続キットをお使いの場合は、よむべえ本体側のケーブルと テレビ側のケーブルがどちらも正しく接続されていることを確認してください。
原因: よむべえの電源投入時に画面の電源が入っていない。
対策: 画面の電源を確認します。 すでによむべえを起動している場合は、 いったん電源を切り、ふたたび電源を入れてください。
原因: 画面の入力切り換え・表示設定がおかしい。
対策: 画面の入力切り換え・表示設定を確認します。 詳しくは、お使いの画面の取扱説明書を参照してください。

 CDを読まない

CDトレイにCDを入れてもよむべえが何も反応しない場合は、 以下のことを確認してください。

原因: CDが正しく挿入されていない。
対策: CDを正しくはめ込み、トレイをカチっと音がするまで閉じます。
原因: CDが裏返しで挿入されている。
対策: CDトレイにCDの正しい面をセットします。
原因: CDドライブのレンズが汚れている。
対策: クリーニングCD等を使って、 CDドライブの中にあるレンズの汚れを落とします。

※ CDトレイを引き出したときに、レンズに触れないよう注意してください。

原因: ブランク CD (何も書かれていないCD) あるいは CDでないディスク (DVDなど) が挿入されている。
対策: CDの種類を確認します。

※ プレクストークPTR2で録音されたCDで、 「ファイナライズ」処理をしていないCDの場合は まずプレクストークPTR2で「ファイナライズ」処理をおこなってください。

 読み取りの精度が悪い

印刷物がうまく読み取れない場合、以下の原因が考えられます。

原因: イメージスキャナのガラス面が汚れている。
対策: 乾いた布などでイメージスキャナのガラスをふき、汚れを落とします。
原因: イメージスキャナのフタがきちんと閉まっていない。
対策: 読み取り時にイメージスキャナのフタがきちんと閉まっていることを確認します。
原因: スキャナの調整が必要である。
対策: 「拡張メニュー」から「スキャナ自動調整」を実行します。 詳しくは 6.3. スキャナの自動調整 を参照してください。

なお、スキャナは一定時間使用すると自動的に再調整されるため、 通常はこの操作は必要ありません。

 よむべえの電源が切れない

よむべえでは、電源ボタンを押してから実際に電源が切れるまで しばらく時間がかかる場合があります。これはよむべえが終了処理をしている 最中ですので、そのまま電源が切れるまでお待ちください。

  注意
よむべえの動作中に電源コードを抜かないでください。 故障の原因となります。