「ヨメール」では、ファンクションキー5のトグルで、行末ポーズの切替ができます。
行末ポーズというのは、改行コードのところで間をおいて読むことです。
通常は、行末ポーズはOFFになっていますので、改行コードが来ても間を取らずに続けて読みます。
小説等の連続的な文章を読む時には、この方が自然に聞こえます。
一報、行末ポーズをONに切り替えると、改行コードがきた時に間を取って読み上げます。
行末に数字があり、次の行の頭にも数字があるような文書の場合には、行末ポーズをONにする必要があります。
OFFの状態で読むと、前の行末の数字と、次の行頭の数字とをつなげて読んでしまいます。
詩歌や俳句など、1行で明らかに一つの意味のまとまりを持つような文章も、行末ポーズをONにして聞いた方が聞き心地が良いです。
箇条書きの文章も、行末ポーズONの方が良い場合が多々あります。
ただ、小説などを行末ポーズONで読ませると、単に改行コードのところで間が空いてしまうだけでなく、例えば、
「望月」
というのが、「望(改行コード)月」と書かれていた場合、 「ボー(間)ツキ」 というような読み方になってしまいます。