「ヨメール」には、スキャンした画像をそのまま画面に表示する「電子ルーペ」という機能があります。
これは、拡大読書機と同じ役割をする機能です。
フルキー¥(円記号) : 電子ルーペ
フルキーの¥(円記号)を2回続けて押すと、直前にスキャンした印刷物の画像データを画面に表示します。
フルキー[(大カッコ開き) : スキャンルーペ
フルキーの[ (大カッコ開き)を2回続けて押すと、スキャンを行い、その画像データを画面に表示します。
この時、認識は行われませんので、内容を音声で聞くことはできません。
スキャンルーペは、スキャンした直後に電子ルーペを呼び出す機能です。
電子ルーペ機能は画像データをそのまま表示しますので、カラーでスキャンすれば、色合いも含めて、スキャナの上に置いたものの画像をそのまま表示することができます。
Shift+F1の一般印刷物あるいはShift+F8の英語文献の設定の中で、カラー高速やカラー丁寧に設定した後スキャンルーペを行うと、カラースキャンした状態の画像を表示することができます。
カーソル移動キーは、画像表示を行う窓(スコープ)をワンステップずつ上下・左右に移動させます。
また、Shift(シフトキー)を押しながら カーソルキーを押すと、それぞれ、上端・下端・左端・右端にジャンプします。
テンキー及びテンキーに対応したフルキーの位置には、スコープをジャンプさせる操作に割り当てられています。
これらも1度押し方式です。
テンキー1(フルキーJ) : 左下
テンキー2(フルキーK) : 下中央
テンキー3(フルキーL) : 右下
テンキー4(フルキーU) : 左中段
テンキー5(フルキーI) : 中央
テンキー6(フルキーO) : 右中段
テンキー7(フルキー7) : 左上
テンキー8(フルキー8) : 上中央
テンキー9(フルキー9) : 右上
Ctrlキー(コントロールキー)を押しながらテンキーまたはフルキーの該当個所を押すと、表示の状態を変更できます。
Ctrl+テンキー1(フルキーJ) : 白黒表示
2度押し操作で、白黒表示に設定します。
Ctrl+テンキー2(フルキーK) : 白黒反転表示
2度押し操作で、白黒反転表示に設定します。
Ctrl+テンキー3(フルキーL) : カラー表示
2度押し操作で、カラー表示に設定します。
Ctrl+テンキー4(フルキーU) : 倍率ダウン
キーを押す度に、表示倍率が下がって行きます。
Ctrl+テンキー5(フルキーI) : 標準の倍率
2度押すと、表示倍率が1倍に戻ります。
Ctrl+テンキー6(フルキーO) : 倍率アップ
キーを押す度に、表示倍率が上がって行きます。最大で32倍です。
フルキーGを2回押すことにより、画像ファイルを読み込むためのダイアログが開きます。
「ヨメール」では、 BMP もしくは JPG 形式のファイルを読み込んで表示することができます。 なお、画像データの保存はできません。
エスケープキーを2回続けて押すことにより、電子ルーペを終了して、読み上げモードに戻ります。