おしゃべりレコーダーは、ポケットにすっぽり収まる名刺サイズの音声ガイド付きのMP3プレーヤー兼ボイスレコーダーです。
デイジー対応モデルでは、デイジーコンテンツの再生もできます。
このページでは、内部のメモリーを利用するボイスレコーダーとしての機能について説明します。
内部メモリーのモードでは、トータルで約120分までの録音ができます。
長時間の録音をする場合には、次のページで解説する「カード・ボイスレコーダー」のモードを利用してください。
録音ボタンを押している間、録音されます。
録音ボタンを押すと、「カシャ」という音が聞こえます。これが録音開始の音です。
録音ボタンを離すと、録音が終了します。
なお、録音ボタンを離した時点よりもほんの少し前までの録音となりますので、自分の声でメモ録音するときには、しゃべり終わってから少し待って録音ボタンを離してください。
再生ボタンを押すと、録音した内容を聞くことができます。
再生中に再生ボタンを押すと、再生芽停止します。
録音ボタンを押しながら再生ボタンを押すと、指を離しても録音が続く状態となります。
録音中に録音ボタンを押すと、録音は終了します。
この操作を行うとき、録音ボタンを最初に押して、押しつづけたまま再生ボタンを押します。
再生ボタンを先に押すと、連続録音状態にはなりません。
なお、連続録音状態になったとき、「ポピッ」という上昇音が聞こえます。
録音ボタンを押して録音を停止したときには、「ピポッ」という降下音が聞こえます。
録音したメッセージを削除するときは、モードボタンを押しながら再生ボタンを押します。
最初にモードボタンを押し、押しつづけたままで再生ボタンを押します。
「ピッ」という音が聞こえたら、メッセージが一つ削除されました。
録音メッセージは、その録音の度に1つのファイルとして内部メモリーに保存されています。
録音ボタンの長押しによる録音でも、録音ボタンと再生ボタンによる指離し録音でも、内部に保存されるファイルの形式は同じです。
複数の録音メッセージがある場合、左ボタンや右ボタンで、録音メッセージを切り替えることができます。
左ボタンを押すと前に録音したメッセージへ、右ボタンを押すと後で録音したメッセージへと切り替わります。
なお、長いメッセージの場合、3秒以上再生しているときに左ボタンを押すと、そのメッセージの先頭に戻ります。
さらに続けて左ボタンを押すことにより、一つ前のメッセージに戻ります。
セレクタボタンを押しながら正面のどれかのボタンを押すことによって、対象とするフォルダを切り替えることができます。
内部メモリーのモードでは、内部を五つのフォルダに分けて管理しています。
セレクタボタンを押してモードを切り替えていったとき、「内部メモリー」という音声の後に数字が聞こえます。
実は、この数字がフォルダを示す番号なのです。
内部メモリーモードでは、内部に五つのフォルダがあります。
セレクタボタンとの組み合わせで、以下のようにフォルダが整理されています。
セレクタボタンを押した状態で上記のボタンを押すと、それぞれのフォルダに切り替わります。
フォルダには最初は番号がついているだけですが、自分の声でフォルダにラベルをつけることもできます。
セレクタボタンを押しながら録音ボタンを押して、指を離すと、「1」という音声が聞こえます。
これは、フォルダ1に切り替わったことを意味します。
次に、セレクタボタンを押しながら録音ボタンをしばらく押しつづけてみましょう。
しばらく押しつづけていると、「ピポッ」と上昇音が聞こえます。このときから録音が始まっています。
ここでおしゃべりレコーダーに向かって「電話帳」としゃべります。そして、指を離します。
すると、自分の声でしゃべった「電話帳」という音声が、フォルダ1のラベルとなります。
以後、セレクタボタンを押しながら録音ボタンを押したときに、「1」という音声の代わりに、「電話帳」という音声が聞こえるようになります。
同様に、セレクタボタンを押しながら正面の各ボタンを長押しすることによって、それぞれのフォルダに音声でラベルをつけることができます。
モードボタンを長押しすると、 現在のモード、現在対象としているフォルダ、内部メモリーの空き容量そして充電状態を音声で教えてくれます。