おしゃべりレコーダーは、ポケットにすっぽり収まる名刺サイズの音声ガイド付きのMP3プレーヤー兼ボイスレコーダーです。
デイジー対応モデルでは、デイジーコンテンツの再生もできます。
このページでは、SDカードを利用したカード・ボイスレコーダーの機能を説明します。
カード・ボイスレコーダー・モードでの操作は、内部メモリー・モードでの操作方法とほとんど同じです。
ただ、録音媒体が内部のメモリーではなく、本体右側面にあるカードスロットに差し込むSDカードになりますので、録音時間はそのカードの要領によって決まります。
おしゃべりレコーダーでは、最大2GBまでのSDカードをセットして利用することができます。
なお、カード・ボイスレコーダー・モードでは、内部マイクによる録音に加えて、外部マイクや別のオーディオ機器からのラインインによる録音もできます。
録音ボタンを押している間、録音されます。
録音ボタンを押すと、「カシャ」という音が聞こえます。これが録音開始の音です。
録音ボタンを離すと、録音が終了します。
なお、録音ボタンを離した時点よりもほんの少し前までの録音となりますので、自分の声でメモ録音するときには、しゃべり終わってから少し待って録音ボタンを離してください。
再生ボタンを押すと、録音した内容を聞くことができます。
再生中に再生ボタンを押すと、再生芽停止します。
録音ボタンを押しながら再生ボタンを押すと、指を離しても録音が続く状態となります。
録音中に録音ボタンを押すと、録音は終了します。
この操作を行うとき、録音ボタンを最初に押して、押しつづけたまま再生ボタンを押します。
再生ボタンを先に押すと、連続録音状態にはなりません。
なお、連続録音状態になったとき、「ポピッ」という上昇音が聞こえます。
録音ボタンを押して録音を停止したときには、「ピポッ」という降下音が聞こえます。
録音したメッセージを削除するときは、モードボタンを押しながら再生ボタンを押します。
最初にモードボタンを押し、押しつづけたままで再生ボタンを押します。
「ピッ」という音が聞こえたら、メッセージが一つ削除されました。
録音メッセージは、その録音の度に1つのファイルとしてSDカードに保存されています。
録音ボタンの長押しによる録音でも、録音ボタンと再生ボタンによる指離し録音でも、保存されるファイルの形式は同じです。
複数の録音メッセージがある場合、左ボタンや右ボタンで、録音メッセージを切り替えることができます。
左ボタンを押すと前に録音したメッセージへ、右ボタンを押すと後で録音したメッセージへと切り替わります。
なお、長いメッセージの場合、3秒以上再生しているときに左ボタンを押すと、そのメッセージの先頭に戻ります。
さらに続けて左ボタンを押すことにより、一つ前のメッセージに戻ります。
セレクタボタンを押しながら正面のどれかのボタンを押すことによって、対象とするフォルダを切り替えることができます。
カード・ボイスレコーダーのモードでは、SDカード内部を五つのフォルダに分けて管理しています。
セレクタボタンを押してモードを切り替えていったとき、「カード・ボイスレコーダー」という音声の後に数字が聞こえます。
実は、この数字がフォルダを示す番号なのです。
カード・ボイスレコーダー・モードでは、内部に五つのフォルダがあります。
セレクタボタンとの組み合わせで、以下のようにフォルダが整理されています。
セレクタボタンを押した状態で上記のボタンを押すと、それぞれのフォルダに切り替わります。
フォルダには最初は番号がついているだけですが、自分の声でフォルダにラベルをつけることもできます。
セレクタボタンを押しながら録音ボタンを押して、指を離すと、「1」という音声が聞こえます。
これは、フォルダ1に切り替わったことを意味します。
次に、セレクタボタンを押しながら録音ボタンをしばらく押しつづけてみましょう。
しばらく押しつづけていると、「ピポッ」と上昇音が聞こえます。このときから録音が始まっています。
ここでおしゃべりレコーダーに向かって「講義メモ」としゃべります。そして、指を離します。
すると、自分の声でしゃべった「講義メモ」という音声が、フォルダ1のラベルとなります。
以後、セレクタボタンを押しながら録音ボタンを押したときに、「1」という音声の代わりに、「講義メモ」という音声が聞こえるようになります。
同様に、セレクタボタンを押しながら正面の各ボタンを長押しすることによって、それぞれのフォルダに音声でラベルをつけることができます。
おしゃべりレコーダーの手前側面右端に、イヤホンジャックがあります。
実は、このイヤホンジャックが、ラインインの入力端子としても利用できます。
セレクタボタンを押しながら右ボタンと左ボタンを同時に押すと、「次の録音は外部のメディアから行なわれています」と発声され、ラインインからの録音ができることを示します。
モードボタンを長押しすると、 現在のモード、現在対象としているフォルダ、SDカードの要領、空き容量(パーセント)そして充電状態を音声で教えてくれます。