おしゃべりレコーダーは、ポケットにすっぽり収まる名刺サイズの音声ガイド付きのMP3プレーヤー兼ボイスレコーダーです。
デイジー対応モデルでは、デイジーコンテンツの再生もできます。
このページでは、MP3プレーヤーとしての機能を説明します。
おしゃべりレコーダーでMP3形式の音楽やその他音響データを聴くには、セットされたSDカードの中のいずれかのフォルダにMP3ファイルをコピーします。
おしゃべりレコーダーでは、SDカード内にあらかじめ五つのフォルダを作成しています。
これらのフォルダは、
の五つです。
これらは、カード・ボイスレコーダーの1~5までのフォルダに該当します。
ですから、上記五つのフォルダ名は変更しないでおいてください。
変更すると、カード・ボイスレコーダーで利用できなくなります。
MP3プレーヤーのモードでは、上記五つのフォルダのいずれかにMP3ファイルをコピーするか、または、新たなフォルダを作成してMP3ファイルをコピーして利用します。
おしゃべりレコーダーは、附属のUSBケーブルでパソコンと接続します。
パソコン側が Windows XPの場合には、USBケーブルで接続するだけで外部のドライブとして認識されます。
MP3ファイルのコピーは、 Explorer などのWindows の一般的な操作で行なうことができます。
しかしながら、視覚障害者の場合には、音声で操作し易いソフトウェアや環境がいくつかありますので、 おしゃべりレコーダー~関連機器・ソフトでの操作方法紹介 で便利なものを紹介していきます。
再生ボタンを押すと、現在注目しているMP3ファイルを再生します。
再生中に再生ボタンを押すと、再生が停止します。
再び再生ボタンを押すと、続きから再生します。
MP3ファイルは、フォルダの中に複数個保存でき、それらは順番付けされています。
複数のMP3ファイルがあるとき、左ボタンで前に戻り、右ボタンで先に進むことができます。
3秒以上再生しているときに左ボタンを押すと、そのMP3ファイルの先頭に戻ります。
さらに続けて左ボタンを押すことにより、一つ前のMP3ファイルに戻ります。
現在のフォルダの中にサブフォルダがあるとき、右ボタンで次のフォルダへ、左ボタンで前のフォルダの位置に移動できます。
録音ボタンで、一つ上の階層のフォルダ(親フォルダ)に抜けることができます。
モードボタンで、一つ下の階層(サブフォルダ)の中に入っていくことができます。
なお、一つのフォルダ内にサブフォルダとMP3ファイルがあるとき、左ボタンと右ボタンはフォルダ移動に用いられます。
この場合、MP3ファイルは再生の対象になりませんので、お気をつけください。
MP3ファイルは、一番下の階層のフォルダ内に収めるようにしてください。
MP3プレーヤー・モードでも、自分の声でフォルダにラベルをつけることができます。
録音ボタンとモードボタンそして左右のボタンで対象とするフォルダを選択します。
この状態で、セレクタボタンを押しながら録音ボタンをしばらく押しつづけます。
「ピポッ」という上昇音が聞こえたら、録音が開始しています。フォルダに付けたい名称をしゃべって、録音ボタンとセレクタボタンを開放します。
これで、フォルダに声でラベルが付きました。
モードボタンを長押しすると、 現在のモード、現在対象としているフォルダ、SDカードの要領、空き容量(パーセント)そして充電状態を音声で教えてくれます。